第17回よる講 「障害児教育の世界」
今回の「よる講」は、自由の森学園の卒業生であり、現在は在校生の保護者でもある 吉岡玲司さんを講師にお迎えし、「障害児教育の世界」をテーマにお話しいただきました。 26名の参加者の中には世代を超えて繋がりのある寮生も複数おり、 深いご縁を感じる中での講演でした。 吉岡さんは、自森の卒業式に感動し、「教員になろう」と決意されたそうです。 そして特別支援学校の教員となり、肢体不自由・知的障害・視覚障害など、 さまざまな教育現場で経験を積まれてきました。 それぞれの現場での苦悩と葛藤の実態をリアルに伝えて下さいました。 深刻な現実も少なくありませんでしたが、それをユーモアを交えて語り、 前向きな挑戦として受け止めている姿がとても印象的でした。 「支援によって全ての人が同じ教育を受けられるように」 「一人も取りこぼすことのない支援」を目指し、熱く真摯に取り組まれている背景には 自森での学びが生きている、とのことでした。 ※ 何が大事かを考える習慣 ※ 自分なりの価値観 ※ 言葉を大事にする姿勢 そして自森生の皆さんに「何をしているかではなく、どういう風にしているかが大事だ」 という強いメッセージがありました。 質疑応答では、心からの感動の一言、生徒同士の関係に関する深い質問など多く出ましたが、 障害を持つ家族がいる寮生からは 「新しい気づき、考え方に触れられた」という感謝の言葉を聞けました。 人と向き合うとはどういうことかを改めて考える、実りある「よる講」となりました。 寮監K